結婚相談所と算命学

恋愛運と結婚運は別物です。

素敵な恋人に恵まれたけど、結婚したら上手くいかなかったり・・・
結婚運は折角いいのに、恋愛がうまくいかないから結婚出来ないって思いこんだり・・・

どうもこの二つを混合しているから、混乱しているように感じます。

まず、恋愛と結婚は別物だということが分かれば、気も楽になります。

今回は、運命学の視点から《結婚と恋愛》について、少し考えてみましょう。

算命学・干支暦学の視点からご説明して参ります。

恋愛運と結婚運

「占いで結婚運がないと言われた」

「自分は結婚に向いていないのかも知れない。」という相談は、算命学カウンセリングの相談で多く戴きます。

結論からまず言いましょう。

「結婚できないひと」はいません。
「結婚運がないひと」もいません。

結婚に適していないなら、同じく適していない人と結婚すれば良いのです。

結婚に適していないと思いこんでいる人は、

家のことより仕事に興味があるひと。
家庭という枠を嫌い、自由に我が道を歩みたいひと。
結婚する意味がイマイチピンとこないひと。

元々結婚とは《家系の存続》の為の制度ですので、《次世代の誕生と育成》が主な目的です。

つまり目的は、遺伝子のリレーと家系の存続。

家系のために、より良い遺伝子を残すのなら、遺伝子重視で相手を選ぶこと。

アメリカの精子バンクでは、学歴から人種・経歴などを基準に購入できるようで、会話が弾むだの、感覚が合うだのという、ファジーな要素は条件に含まれておりません。

このファジーな要素が必要なのは恋愛です。

 

干合法

古代中国人の考えた《より良い遺伝子》とは、自分と逆の相手です。

それを《干合法》という理論です。

干合法とは、《自分から一番遠い遺伝子の相手がベストな相手》という考え方で、遺伝子的にも有利だとされてきました。

明の時代までは、皇帝の妃は家柄は一切関係なく、ひたすら容姿のみで選ばれました。

しかし、それだと困った事が起こりました。

皇子の育成には母親の品格が大きく影響する為、皇子の品格教育に差がひろがり、皇帝の当たり外れが大きくなり、国の存亡に影響したのです。

その反省から、清王朝時代になると、選秀女という官僚主導の選定システムが構築されました。

選秀女とは、女性の品格と家柄を重視し選抜する官僚指導の皇妃選択システムです。この官僚主導、つまり男目線の女性選抜法の考え方が、《結婚に向いている女性と向いていない女性》という、一昔前までの私達の感覚に、大いなる影響を及ぼしているようです。

結婚相手は、遺伝子的には遠い存在が良いとされる理由は、免疫遺伝子の多様化という生物学的な大きなメリットがあります。つまり、父親と母親がそれぞれ違う免疫タンパク質を所有している方が、子供の免疫系に多様性が生まれ生存に有利になるのです。

しかし、子供を養育するとなると、相手の品格が重視されます。

子供の養育には同じ性格の相手の方が良いのか。

品格と性格は違います。

性格は、免疫タンパク質と同じく、両親の性格が違う方が、子供の性格を受け入れる隙間が生まれるので良いとされています。
例えば両親が冷静に物事を考える家庭において、楽天的にしか考えられない子供が誕生すると、親はその子を理解できません。昔のように大家族であれば、両親に理解されなくても、祖父母や他の親族が受けとめられれば良いのですが、核家族の場合、行き場がなくなってしまうのです。

品格は仁義礼智信というものから構成されているため、その格が同調した方が良いように思いますが、実は運命学の面白さからいうと、そうとも言えないのです。

慶応も幼稚舎から通っていますというような一人息子の御曹司は、どんなお嬢さんを貰ったら良いかというと、学習院卒の深層の令嬢ではなく、地方から出て自力で頑張っている女性です。

逆に子供の頃から何の苦労もない令嬢の結婚相手として運勢学的にお勧めの相手は、小さい頃に親に死なれ、経済的苦労の中で育った男性なのです。

しかし、親の目線でみると心配で、やはり同じ家庭環境を求めます。それが何代も続くと家系のダイナミズムが生まれず、弱い家系となっていくのです。

それでは何を合わせるかというと、品格です。

経済的な違いは環境因子です。品格は経済的に困窮しても親の意識がしっかりとしていれば、高く保てるものなのです。

どんなに金持ちで有名大学を出ていても、利己的な男性と、貧しい生い立ちでも人の為に尽力する男性、どちらが良いかというと、品格は環境を超えた所にあることがお分かり頂けるかと思います。

逆に言えば、いかに経済的困窮でも、親が品格教育さえきちんとすれば、それは立身出世の道を開きます。運命学的には、《経済的困窮の中で育ち》という絶対条件があるため、豊かな環境での品格教育は当たり前なので、それ程運勢は開花しません。

故に、昔の賢人達は敢えて息子を貧しい家に養子に出し、立派に成人したら家を継がせるなどという、荒療治も行いました。

 

恋愛運・結婚運のポイントは時期

「運命の人といつ出会えますか?」

これも又、多く寄せられる質問です。

そもそも運命とは、天の決めた命(命令)が動くと書きますので、時期の巡り合わせです。

《運命の人》がいない人はいません。命式上、結婚に合わない人は、同じく合わない人が運命の人です。

ただ、出会う時期が、3歳か、24歳か、80歳かで運の良し悪しがきまります。

運とはタイミングです。

早すぎても外しますし、遅すぎてもつかめません。

結婚したいと思う時期にタイミング良く《運命の人》と出会えば《結婚運がある人》となり、ずれていると《結婚運のない人》ということになります。

10歳位のズレは仕方がない・・・かも知れませんが、28歳か、38歳か、女性にとっては非常に大きい時間差です。

結婚の意義は《遺伝子の存続》にあるため、女性の場合《子供を産やすい時期)が、期間限定なため、ずれると結婚運がない人という判定基準に入ってしまうようです。

それではどうすれば良いのでしょうか?

 

結婚相談所の意義

運命のタイミングは、何もしないと合いませんが、工夫をして合わせることは出来ます。

無理して合わせても上手くいかないのではないかと思うかも知れませんが、何も知らずに大海原に出て魚を釣るのと、情報を入手して効率的に釣るのとの違いです。

嵐が来るぞという、天中殺時期さえ外せば、海中スキャンでもしながら効率的に釣った方が目的は早く達成できるでしょう。

もし私が結婚相談所を経営していて、私の持つこの算命学の知識を活用しようとしたら、どうすれば良いか、考えてみました。

まず、クライアントととことん結婚について話合いの時間を持ちます。

クライアントに《結婚学》を学んで貰いながら、しっかりと結婚の意義と目的について話し合います。

そこでの課題は、

What (あなたにとって結婚とはどういう意味のもの?)
Why(なぜ結婚したいのか?)

この2点です。

この2つを固めないと、その後幾ら情報を提示しても満足度は低くなるでしょうし、ここでアドバイザーとの信頼感を深めます。

そして品格を合わせます。

多くの人が自分の品格を棚に上げて、相手には高い品格を求めるでしょう。品格テストのようなものを実施して、自分の格を数値化して理解させ、品格の揚げ方についても指導をします。

そこまできたところで、データベースの入力です。

まず、一番大切なのが、Who(誰と出会うの?)

これは本人にとって結婚相手か恋愛相手かを明確にして本人の性格を解析しながら決めていきます。

恐らく相手の職業も、なぜ結婚したいのかという理由に大きく影響されるはずです。

そして大切なのは、When(いつ?)

時期の問題です。例えば天中殺に入ったばかりの場合はどうすべきか。どう考えて対処するかなどをアドバイスします。

Where(どこで?)
最後に始めて合う場所の設定です。
これは、何気に考えていますが、出会いの場所はその場の気の流れが大きく影響しますから、きちんと捉える必要があります。

最後に

「神様は良い子には、素敵な王子様を巡り合わせてくれる」なんていうのは妄想で、非科学的です。

しかし、「人知れず良い行いをすれば品格は高まるので、同じ品格の相手と理解し合える」のは事実です。

 

人間は集団の生き物であり、結婚とは違う種族の融合なので、品格の一致は必要になります。

ある男女が恋に落ちます。そして結婚します。

この2人共、天涯孤独であれば問題はないのですが、それぞれに親族がいて、仕事仲間がいて、友達がいるのです。

恋に落ちて結婚しました・・・まではいいのですが、それから先に長い物語があるのです。

つまり、その先に続く長い物語を考えると、結婚とは集団の一員が、違う集団の一員と結びつくことです。つまり相互の集団の《品格》は重要な要素になります。

恋愛であれば背後にいる集団は関係ありません。

結婚と恋愛は違います。

故にしっかりと学ぶ必要があり、そのような結婚教育こそ結婚相談所で行って欲しいと願います。

 

 

算命学は天命を知る学問・・・天命とは何だ?!

算命学の命を、寿命だと思われる方がいらっしゃっいます。

生命を算術する学問だと思われ…

《私の寿命を教えて下さい!》と聞かれることがあるのですが、算命学の命とは、寿命のことではなく、天命の事です。

つまり、算命学とは、天命を算術する学問という事になるでしょう。

それでは、「天命とは何か」という事になります。

天命とは何だ?

清水南穂先生から伺いました、ご宗家のご説明によると、天命とは、《日干を通して見える世界》ということになります。

つまり、天は、《日干を通して天命を再現させて見せている》ということになるのです。

それでは、《天》とは何か?となりますと、算命学は道教を通して成立している為、キリスト教やイスラム教のようなイメージの《神》ではなく、私達日本人の感じる《神々》つまり、自然神という事になるのです。

その神々、つまり万物に宿る自然神、全ての源といいましょうか、ボスといいいましょうか・・・

万物に宿る自然の全ての神々にエネルギーを与えている者は何かというと、太陽神と月神様です。

万物に宿る自然神とは、地球上全ての生命体に宿る神々です。

つまり、この世に生まれたものに全て干支暦という生年月日を持たせました。

この干支暦は、皆様ご存知のように、太陽神と月神様の動きを計測して定めたものです。

つまり、《日干を通して見える世界》とは、干支暦の日干をCoreとして、その星を取り巻く天体の動きを反映したものが、自然が我々に定めた天命、つまり宿命という事になるのです。

日干とは何か?

それでは次に《日干》とは何か?という事になります。

《日干》とは《日干支》の十干の部分です。

干支は皆様ご存知の通り、六十干支で構成されております。

この六十干支という十干と十二支のユニットが、グルグルと日めくりカレンダーのように回転しているのが、日干支の構造です。

それでは、いつ、誰が、この日めくりカレンダーをめくり始めたと思うでしょうか?ちょっとクイズです。

① 聖徳太子

② 安倍晴明

③ 殷王朝の始祖契

答は勿論ご存知の通り、③です。

皆様の学ばれた算命学の学校では、既に学ばれご存知の事かと思いますが、もう少し勉強されたい方は、一般社団数理暦学協会のブログで《運命学の歴史》を書いていますので、フォロー戴ければ助かります。

そう、何と驚くことなかれ、これは3500年以上前からずっと廻っているのです。

算命学が3500年の歴史と言われている理由

《算命学は3500年の歴史ある学問》という言葉は多くの書籍で眼にされたことかと思います。

なぜかというと、殷王朝から伝わる干支暦を用いた学問であるためそう言われているのです。

考えてみて下さい!

すばらしいロマンだと思いませんか

3500年前から、ずっとグルグルと六十干支が回転しており、その延長戦上に自分がいるのです。

太古の昔から繋がっているように感じますよね。

その素晴らし事実を、日本人は捨て去ってしまいました。

いつ捨てたのかって?

そう、ご存知の通り、145年前、明治5年にグレゴリオ暦に改暦したことにより、旧暦文化を時代錯誤のものだと政府が否定したことで、今の状況となっています。

明治政府は、薩長藩閥で成功しました。あれくらいの抜本的改革は、地方の力なくしては成しえなかったと思いますが、彼らは欧米模倣主義に走った為、日本に古くから伝わる東洋の文化を切り捨てました。

その中に、皆様ご存知の通り干支暦文化が含まれているのです。

故に、日本から一歩外に出ると、干支暦文化はきちんと継続されています。

その様子は、韓国文化から紐解く陰陽五行文化 のブログを参照下さい。

陽占

つまり、天命とは《日干を通して再現される世界》となります。

算命学では、それを具現化しています。そう、皆様既にお気づきの通り、陽占になります。一般社団法人数理暦学協会の干支暦学では実相と呼びます。

実際、古書では実相とあり、陽占とは高尾先生のつけられた名称かと思っております。

長崎で誕生された高尾先生は、20代に東京に上京されます。

今のように交通が便利でスマホがある訳でもない時代の上京とは、故郷を離れ自力で苦労しながら頑張らねばならない、大変な時代だったと思います。

高尾先生が上京されたばかりの20代の頃、清水先生は上野にて先生の講演会に行かれたご経験がありますが、現在の算命学のような《占い的》なものではなく、中国古典を教えるという非常に学術的なものであり、故にまったく人気がなかったとお話しになっていらっしゃいます。

その数年後に高尾先生と再会された時、算命学が占いとして大成功しているのをみて、商業的な形として、占いに特化したのだなぁと思ったと仰っていらっしゃいました。

尚、私の師匠、清水先生は高尾先生と同じ年、東京浅草生まれ、浅草一の靴問屋の御曹司で、子供の頃から占い大好き。その為、若い頃から《中国古典》というと色々なセミナーに積極的に出ていらっしゃっり、20代の高尾先生の講座にも出席されていたのです。

あの時の難しい学問が数年後に算命学という占いとして大成功していたと清水先生は語っていらっしゃいますので、陽占の星々の名前は高尾先生の命名かと思っております。(高尾先生は25年前にご逝去されていらっしゃるので確認は出来ません。)

陽占とは、人生のお役目

つまり、日干が具現化した世界、陽占にその人がこの世に誕生してきた役割が描かれているということになります。

そして、その再現が出来なくなった時は、この世に生きている意味がなしということになり、死に至ると書かれております。

死は大げさにしても、陽占に描かれている星のどれかひとつでも動かなくなると、運勢の稼働率は悪くなります。

腰が痛いから動けない・・・のと同じ感じ…。

つまり、陽占に現れている星が稼働しなくなると、生きる意味を失い死に至るということのようです。

勿論、いきなりは死にません。

人間の身体と同じで、例えば、脚が弱くなり、立ち上がれなくなり、食べ物が食べれなくなり、物を考えられなくなる・・・そのように段々と各機能が弱り、最期は全機能が停止するという形です。

それではどうすれば良いでしょうか?

ここでは、数理法と守護神法です。

このように、干支暦学の素晴らしさは解決法があることで、PCゲームのようにこの敵を倒すには何の武器を用いれば良いか…と同じ、色々な技法が用意されております。

つまり、自分に与えらえたエネルギーの中で一番点数が高いものから消化していくのです。

最高点のものが守護神なら、これを動かさない限り運勢は稼働しません。

もし忌神が最高点の場合、当然、この部分を避けて通ろうとします。

イメージして下さい。ゲームだとしたら、一番嫌な奴が一番強烈で、そいつを倒さないと前に進めないのです。

どうすれば良いか…これが軍略です。

もし若ければ思いっきり倒そうとチャレンジした方がいい。これで実力が身について、社会にでてからどんな苦手な人に出会ってもやっていけます。

自分の中の最高の嫌な部分を倒したのですから。

しかし、これ自分で自分の嫌な部分を倒すなんて…年齢を重ねると出来なくなります。

年齢を重ねるにつれ、誰も自分を可愛がってくれなくなりますから、自分で自分を可愛がるようになるからです。

辛くても、お母さん~!って逃げ込めませんものね。

それではどうしたら良いか。

他人に、自分の嫌な部分を倒して貰うしかありません。

故に、もしあなたが龍高星というものがあり、これが忌神から出ていたとします。故に、折角の龍高という星がありながら、動きが悪い。

動かない。

口ではいつも動きたいと言う。

テレビでイタリアの風景なんかをみると、「あぁ行きたい。今の生活から早く脱したい」言いますが、行動が伴わない。よくみると、陰占の忌神から出ているため、どうしても二の足を踏んでしまうのです。

しかし、結論からいったら、この龍高星を生かしかありません。

天から与えられた命令、つまり天命だからです。

つまり、好奇心を持って学ぶ事を目的に身体を動かさない限り、運勢は動きださないのです。

しかし、忌神から出ている場合、一番苦手な分野なのです。

そのため、会社を休んでまで自ら行こうとはしませんから、商社や海外との取引が多い仕事を自ら選んで、他人から動かしてもらうしかないのです。

苦手だが天命で与えられている星のエネルギー消化の方法は、アリストテレスではありませんが、(興味ある方はアリストテレスの記事を参照下さい)まずその星を演技してみて身体に慣れさせることが肝要です。

人生は一度きり、思いっきり陽占の星を動かしましょう。

陽占の星が分からない方は、こちらから探してみてください。

算命学は人を幸せにする学問です。

干支暦学入門講座を開催しますから、よろしければ是非ご参加下さい。一日でも学ぶと違います。

自分を知りたい方には是非一度学んで戴きたいと願っております。

 

山脇史端

運命の遺伝

運命は遺伝するのでしょうか?と良く聞かれます。

確かに、ご両親様が離婚されていると、ご自身も離婚されてしまったり・・・
娘がいきなり同棲してしまって驚く親に聞いてみると、自分達も親の反対を押し切って結婚していたり…など

遺伝子の遺伝と同じように運命も遺伝しているような話を耳にすることが良くあります。

運命は遺伝するのか、少し考察してみましょう。

運命の遺伝は最大15代続く

私は清水南穂先生から、高尾先生のお話として、運命の遺伝は最大15代続くと学びました。統計をとったのが昔の時代なので、人生を50年とみるならば、600年位続くことになりますね。

短くて3代、150年間なのだそうです。

悪い運命だけではなく、良い運命も遺伝します。

15代、3代というと、親というより先祖が持ったものを子供が受け継いでいくようで、どうやら運命も遺伝子と同じように遺伝していくようです。

それでは、親が早逝したから、自分も永く生きられないのではないかと心配になりますよね。

心配しなくて大丈夫、人間の運に実運と虚運があるのです。

実運と虚運

実運とは、生まれもった運命です。虚運はその人の生き方や環境によって生まれる運命です。

実運が60% 虚運が40%の割合で遺伝していくと言われています。

つまり、家系から引き継ぐ運命は、60%遺伝しますが、40%は置かれた環境によって生じます。

そのためカウンセラーは、鑑定書以外にその方の環境を参考にしながら解析していかないと、正しい答えを導くことは出来ません。

《親が早逝しているから自分も永く生きられないのではないか…事実、自分も病を抱えており、今後の健康が心配だ》というような質問はよくあります。

私は、親の時代と今の時代は医学のレベルは違いますから、関係ありません。と言い切ります。

医療の環境が違うからです。

昔は結核で亡くなられた方がいらっしゃいましたが、今はそのような方はいらっしゃいません。

もし心配なら、生活改善をすることで虚運を整えて下さいとお願いします。

論理的に説明して、安心させることも私達の役割です。

天中殺からの考察

ある経営者の夫婦に3人の男の子がいて、その子達が全員子丑天中殺だとします。つまり初代運であり、この夫婦は子供に家業を継がせることが出来ません。

ご夫婦はどうにかして息子たちの誰かに継がせようとします。

しかし継がせようとすればする程、子供達との距離は生じ、又親の言うことを聞こうとすると、本人達の運勢が落ちて行きます。

例えば、この経営者はどうだったかというと、親の仕事を継がず、自分独りの力で会社をそこまで大きくして成功させました。

つまり、本人も子丑天中殺・辰巳天中殺・戌亥天中殺など、継承運ではなかったから成功しています。本人が親の事業を継がずに自力で頑張ったからこそ、成功している場合は、これはあなたと同じ運命が遺伝しているからですよと伝えます。

しかし、経営者は先代から事業継承をしてきた何代目の場合もあります。

それで成功しているのですから、恐らく寅卯天中殺・申酉天中殺又は午未天中殺であると推測します。

ちなみに、多くの経営者が自分の事業が成功しているから、息子に引継ごうと思います。勿論中には上手くいかないから息子に手伝って欲しいと願う経営者もいますが、それは我欲になり息子に選択権があると説明します。

継承運の中でも午未天中殺であれば、これは自分の代で終わりとなる運なので、これは自分が原因だと捉えます。

問題は、寅卯天中殺・申酉天中殺で息子たちが子丑天中殺である場合です。

自らは2代目・3代目運なので、どうにかして息子たちに次を継がせたいと願います。

この場合、父親の運命は息子に遺伝しているとは言いません。

しかし、これは自分ではなく先祖の誰かの運勢が遺伝していると捉えるのです。先程、永くて15代、短くて3代と言いましたよね。

つまり、親の運命ではなく先祖の誰かの運命が順繰りに廻ってきているのです。

先祖代々の家を継承すべき家系に、子丑天中殺の男子ばかりが誕生したということは、自分と親との関係、親と祖父との関係、祖父と曽祖父との関係のどこかに何かの矛盾があったと捉えます。

又はその事業そのものが、環境に合わせて発展させるべき時期であり、ここらへんで切り替えなさいというメッセージではありませんかと伝えます。

息子さん方は、新たな時代の新たな事業を興すべく運命なのでしょうと説明します。

私は運勢学とはこのように論理的に捉え、前向きに考えるスキルであると思っています。

最後に、運命は遺伝すると高尾先生は仰っていらしたそうです。

遺伝子のリレーと同じように、運命は遺伝しながら廻座します。

これは古代からの統計学で、そのようなデータが帰納法で導き出されたのかと思いますが、自分の運命学15代前の先祖の運命と結び付けられていると思うと、ロマンを感じます。

そして私自身の生き方が、何世代も先の子孫に影響すると思うと、責任も感じます。

私は算命学とはそんな人の気持ちを楽にしてくれる学問なのだと感じています。

天将星 子供に苦労をさせる方法

皆様ご存知の通り、運勢とは陰陽五行論で構築されていますので、何事もYesとNoの2つに分けながら、考えていくことが基本です。

故に、子育て方も、《苦労をさせた方が良い子供》と、《苦労をさせない方が良い子供》いう2つのパターンに分かれます。

苦労をさせた方が大きく伸びる子供

技法的には、子供の時に苦労をした方が絶対に大きく伸びる命式は、

  • 天将星・天南星・天恍星
  • 北方の星が龍高星・調舒星
  • エネルギー指数が240以上ある者
  • 子丑天中殺・辰巳天中殺・戌亥天中殺
  • 生年天中殺・生月天中殺
  • 大半会所有者
  • 大運初旬天中殺

いつ苦労させたら良いのか?

次にいつ苦労をさせたら良いのかという問題です。

あまり小さい頃は、親は苦労を強いられますが子供は守られている場合が多く、子供にとって辛いと思うのは、12歳前後~20歳位までの間だと言われています。つまり、年代でいうと、天恍星・天南星の年齢です。昔の元服は13歳
干支が一巡する12歳を超えた頃から大人の仲間入りなので、この頃がベストなゴールデンタイムでしょう。

どのような苦労が良いのか。

そもそも、苦労とは何かを解析していきましょう。

苦労とは、苦い労力です。苦い想いをしながら、努力し続けることです。

苦いということは、甘い労力もあるのでしょうか?

緩い労力、甘い態度でも許される労力が甘い労力かもしれません。

そもそも、なぜ子供の頃に苦労をした方が良いかというと、先程の技法的条件をみて戴いてお分かりの通り、エネルギーが強いからです。

エネルギーとは、得意なものや甘いものにはあまり消化しませんが、不得意な事や嫌な事には対しては大いに消化します。

小さな石を動かすより、大きな石を動かした方が力が必要ですよね。

故に、子供の頃にエネルギーを発揮する事を身体に覚えさせておかないと、運勢が稼働しないというのです。

これについては、ギリシャ哲学でも同じようなことをアリストテレスが言っています。

ご興味ある方は、わが子にどう苦労をさせるか by アリストテレス を参照してください。

このブログは、高尾先生の算命学を守り伝えることなので、他文化との比較論は行いませんが、一般社団法人 数理暦学協会の方では様々な文化との比較を通して運命学を考察しています。

ご興味ある方は、こちらのブログを参照戴ければと思います。

エネルギーが強い人も弱い人も、必要なことは《中庸を保つ》ことです。

実は、エネルギーが強い人は簡単です。エネルギーを使えば良いのですから。

小さな石を動かさず、大きな石を動かすように頑張れば良いのです。

問題は、エネルギーが低い人の活用法です。

エネルギーが低い場合それをどう補填するかです。

鑑定士は『おたくの息子さんは、エネルギーが低いよ』と鑑定すれば任務を遂行したことになるのですが、カウンセラーはそうはいきません。

お母様方の『それでは、先生どうすれば良いのですか?』という質問に共に考え、アドバイスをする必要もあるのです。

感覚で捉えていはいけません。論理的に解析しながら伝えないと、相手も混乱しますし、気持ちがすっきりしないでしょう。

クライアントさんは、気持ちが混乱しているから訪れているのですから。

これについては、次のブログで考察していきたいと思います。

中庸という考え方は東洋でも西洋でもなされておりますが、東洋の思想を理解するためには、西洋の思想を理解することが大切で、西洋の思想を理解するためには、東洋思想を理解することが大切です。

なぜかって?

そう、陰陽理論に基づいているからです。

 

算命学・干支暦学の教育現場における活用法

算命学を仕事にどう活用するか。

  1. 算命学を用いて、他人にアドバイスをする仕事
    (鑑定士・占い師・カウンセラー)
  2. 算命学理論を教える仕事
    (講師)
  3. 算命学の知識を他の仕事に合わせて活用する仕事

の3つがあると思います。

今までの仕事の主流は、①《算命学を用いて、他人にアドバイスをする仕事》でした。高尾先生や清水先生が目指された学校経営も①です。

私は、今後有望な道は、②と③ 講師活動と他仕事への活用だと思っております。

その理由は、個人の鑑定(カウンセリング)は一番難儀だからです。

鑑定の仕事が難儀な理由

スマホなどの機器の進化により、最近は、クライアントが鑑定士の言葉を録音している事が多く、その言動と内容には非常に留意しなければならなくなりました。

また、内容も依然は単純に恋愛問題や家族問題を扱っていれば済んでおりましたが、ビットコインはいつ買ったら良いか、AIが進んだ未来に我が子に何を習わせたら良いか、社員の活用法をアドバイスして欲しい…など、算命学以外の知識が必要な内容も多く、30分 ¥3000位の占いであればすむことでも、高額な鑑定やカウンセリングの看板を掲げると内容が多角化し、それに十分対応出来ないと、リピーターに繋がりません。

そのため、話術が巧みで、算命学の陰占・陽占・天中殺あたりの基礎をきちんと抑えて、気軽な価格の占い師として積極的に営業活動をすれば、仕事には繋がるかと思いますが、算命学を学ぼうとする方は真面目な方が多く、中々そのような行動が出来ない方が多いのが実情です。

また、最初は低額で始めても価格を上げるのは難しく、上げるとそれなりに能力が伴わないと顧客は逃げてしまい、下手するとネットに書き込まれるなど、安定的職業としての鑑定士は難しいと思っております。

しかし前回のブログで書いた通り、私は生徒が算命学を仕事に結び付けてくれることを推奨しております。そうしないと、忘れてしまい、中々知識の継承と発展が出来ないからです。学問は時代と共に変化していく必要があり、そうしないと継承出来ません。学問を癸水といいますよね。水は形に応じて変化出来るもの。それこそが知識であると、孔子も老子も述べております。

そのため、私は自分の生徒には、②の講師活動、③の他仕事への活用を進めております。

しかし、それは高尾先生や清水先生の算命学を今の時代に合わせて再編纂しなおす必要がありましたので、一般社団法人数理暦学協会を設立しました。

今回は、広島で数理暦学協会 広島支部長として、干支暦学(算命学)を広めて下さる末本先生が、教育現場における活用法を、数理暦学協会のブログに掲載下さいました。

参考のため、こちらにもご紹介いたしますので、是非皆様のお仕事の参考になればと思います。

《教育現場における干支暦学の活用法》