算命学を仕事にしている方々の悩みは、算命学は一生を俯瞰できるため、リピーター性が低い事にあるのではないでしょうか?
タロットの場合、鑑定者の感性と偶然性を使用する為、3か月先までという近未来の予測術を得意としています。そのため、受ける側は3か月毎に通うため、リピーター性が高いようです。
古代中国の統計学であるこの学問は、人生全体を見渡せるため、満足度も高い代わりに、リピーター性も低く、そこに定着率の悪さとビジネス展開への課題があるのではないかと思うのです。
それにはどうしたら良いのでしょうか?
分析しながら一緒に考えていきましょう。
この業界は、お客様の85%が女性。
その中で一番多い相談内容は、結婚/恋愛・育児、前者は独身者、後者は既婚者の相談内容です。
結婚・恋愛・育児において信頼関係を築く事と、鑑定の方法を考察することに、ヒントがあるかと思うのです。
算命学だからこそ、結婚をまずは数字で捉えよう
東京都の平成30年2月28日のデータによると、東京都の女性人口は、6,843,276人
2016年5月10日のYahooニュースの記事によると、東京に住む独身女性の割合は42.7%になります。
平成30年と平成28年のデータの併用となりますが、東京都に住む独身女性数は、2,922,078人とすると…
東京には、約290万人の独身女性が存在しており、結婚に対して非常に揺れ動く気持ちを抱きながら、刻々と過ぎていく時間の中で頑張って生きているという構造になります。
算命学は統計学です。
だからこそ、仕事にしたいと思った時、まず、そのようなマーケットを数字的に把握し、次にどんな女性が何を考えているのか、具体的に捉えていく必要があります。
そのようなプレゼンが出来る人材を育成して始めて、算命学は占いではなく統計学だということが、市場でも認知されるのではないかと思うのです。
ビジネスマインドのある人材育成は、一般社団法人数理暦学協会に委託しておりますので、ここではシンプルに、算命学をカウンセリングビジネスにする場合の市場の可能性を考察していきたいと思っております。
算命学とペルソナ
市場を考察するにあたり、まずペルソナという手法を用いながら、何回かに分けて考察していこうと思います。
これは、当協会のサポーターの先生方にもアドバイスを戴きながら、皆様と共に考えて行きたいと思いますので、是非気楽に投稿戴けたら助かります。
ペルソナとは、ユングが用いた言葉としても有名です。
深層心理学の祖と言われるユングは、人間の外側の側面をペルソナ(仮面》と呼びました。
算命学でいう陽占の部分がペルソナかもしれません。
算命学でも職業の考察には陰占ではなく、陽占を主軸に用いますね。
算命学の職業的未来を考察するにも、ペルソナは有効的な方法でしょう。
次回から、ペルソナの説明と共に算命学マーケットについて少しずつ考察していきたいと思います。
詳しくは、協会のお茶会などで皆様と意見交換をしたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
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