石門星

石門星は干支暦学では「協調」という性格。
十干でのカテゴリーは乙木と同じく、
陰の木性になります。

貫索星は垂直思考型、石門星は水平思考型。
といっても、
単なる水平思考型ではなく、
最初に水平へと拡がりながら、
少しずつ、
周りが気づかぬ内に垂直に上がっていく…

このような性格だと思って下さい。

IVY(蔦)をイメージして下さい。
まず、水平に拡がりますが、
そこで根を張り、安定してくると、
上へ上へと上がり、
挙句の果ては、家の屋根や大樹を覆うまで達し、
本体の姿を覆いつくす、
Our Worldを創り出します。
これが石門星(協調)という性格を
上手く生かすコツなのです。

協調・和合の質であるため、
物事を始める時に、
誰かとツルまない限り始まらない。
しかし、ツルみながら成長し、
根が繋がりと、縁を切れないと感じるため

ツルむ前に、相手を精査します。

そのため、アッ違うな!
こっちの方が良いなと思うと、
現実的にドライに切りかえるところがある。

途中までツルんでも違和感を感じると
慌てて切り捨てるので、
現実的でドライに感じられますが、
相手を仲間と認識し、
根が繋がり始めると、集団を大切にします。

故に、協調・和合と言いましても、
意外とドライで現実的。

とにもかくにも、
石門星の物事の始まりは、まず誰と組するか、
誰とつるむか、誰と仲間になるか、
ドライに切り捨てながらも、
相手を見極めながら
ソフトに接してくるのです。

相手とは、自分と同じ力量、同じセンス、
同じ姿形の人を選びたいというのが本音であり、
仲間が見つからない限り、
「友達少ない」場合もあります。

算命学の教科書などには、
横社会的な感覚で、
上下関係に疎いとありますが、
逆に言えば、
陰の木性であり守備本能なので、
自分自身を守るには、単独ではなく、
自分の仲間に守らせるという意識。
上と下に浸食する前に、まずは横繋がりを優先し、
横の連携を強化にしてから、上へと下へと
交友関係を拡げていきます。

また、そうした方が良い。

例えば、ある石門星の青年が、
親の事業を引き継いだとします。

貫索星は、単独で会社を守ろうとしますが、
石門星は、誰かと一緒に守ろう、
「誰かに守らせよう」と考えるわけです。

そうなると、
まずは社内に同じ雰囲気の人間がいるかどうか
同じ学歴や、同じバックグランドの人間が
いるかどうかなのですが、

海外留学経験のある彼にとって、
社内に仲間は見つからず、
又、自分は跡取りで、兄弟もおらず、
同等だと感じる人は社内にいない。

そうなると、
異業種交流会や経営者の会などに
顔を出すようになるわけです。

すると、外部の人間との付き合いが増え、
社内の意見より、外の人間の意見を大切にする。

眼は社内より、社外に向いてしまうのです。
もし、算命学の知識ある人がいて
社長は石門星を持っているのに、
社交的でも協調的でもない、
社内で孤立しているなと感じるかもしれませんが、
決してそうではない、
自分たちを仲間だと
思っていないというだけなのです。

同じく、石門星を持っている人物が社員にもいます。

会社には社風がありますので、
その会社の社風は彼に合い、
気の合う同期もいますし、同窓の先輩もいたりする。
そのため、
同僚と飲みに行ったり、夢を語り合ったりと、
石門星という質が、社内で十分生かされてくるわけです。

そのためチームの統率力が増し、
いつの日かチームリーダーになり、
どんどん出世していく訳ですが、
そうなると、今度はなんだか不安になる。
今まで仲間だと思っていた人たちと、
立場も地位も同じではなくなるんですね。

最初の内はチームのためにと頑張るのですが、
少しずつ孤独になり、
ストレスを感じてしまうわけです。

子供が小さい頃は、
家庭の中も和気あいあいとしていましたが、
子供も大きくなると、家族もバラバラで、
居場所を感じられなくなる。
そうすると、目的意識を見失い、
精神的に不安定になる人たちも多いようです。

故に、石門星所有者は、
青少年期や学生時代の友達が
どれだけいるか、
どれだけ「仲間」と思える人たちと
繋がっているかが大切になります。

昔と違い、SNSなどで繋がりが維持できる時代。
昔の友達は大切に。

石門星の人へ
佐藤一斎先生からのアドバイス
言志録 第36条

人の言は須く容れて之を選ぶべし。
こばからず。又惑う可からず。 

人の意見は、まずは一応きちんと拝聴してから、
受け入れるかどうかを決めるべきである。
「空気合わないなって」感覚的に思っても、
始めから拒否してはいけない。
だけど、
他人の意見に惑わされてもいけないよ。
自分は自分なんだから。

この言葉を、石門星星の皆様に送ります。

最後までお読み下さり
ありがとうございました。

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